Go Go Saipan ! 
1stDays/3rdDays


4月22日(土)
 サイパン2日目ね。昨日の夜は中華を食べたから今日の夜は焼肉でも行くか?でもね、今日はサイパンの海を楽しみましょう!ちゃんと段度ってあるのよ。
カタマランの貸切。私たちだけよ。私たち!超豪華でしょ?
えっ?カタマランて何かって?知らないの?船よ船。豪華ヨットよ。私達の泊まったアクアリゾートクラブのGM(ゼネラルマネージャー)のMさんが、「豪華なアレ乗るか?」って手配してくれたのよ。「なんてったてここじゃ俺、偉いんだよ!」ってな感じでさ。

 船乗るまでにとりあえず時間あるから、ホテルのプールで泳ぐでしょ。泳ぐ。

 Kingです。プールサイドでじっと寝転んでいました。
「きゃ〜きもち良い〜」
雑誌の撮影か何かで、女の子の水着を撮っている。撮影が一段落すると、何かうさんくさいそうな男が、モデルの彼女達に言った。
「この間よ〜、V6の○○がよ〜、ここのプールで巣潜りで3分潜ったんだよ!あいつすげえんだぜ!今度飯でも一緒に食おうぜ〜」
「え〜本当?○○さんて芸能人結構知り合いいるんだ〜?」
「まあなあ。仕事柄さあ・・。」
(うさんくさい男はモデルの前で業界人ぶった。)

 そこへQueen登場、元たのきんトリオのよっちゃん家族発見。
「あら、どうもこんにちは!よくここで逢うわねえ。」
「そうですねえ。東京じゃ全然逢いませんね〜」
「そうねえ、○○の番組でいつも名前は見るんだけどねえ。逢わないねえ・・」
芸能人同士の会話が始まった。

 うさんくさい男は、見る見る小さくなってしまった。だんだんだんだんクビがへこんで体が小さくなっていってしまった。
モデルの女の子達は、その場の雰囲気を察知して、トコトコと歩いて行ってしまった。
 うさんくさい男は、小さくなったかと思うと、左のトカゲに変身し、木のさっ!と上っていってしまったのだった。
(ちょ〜絵に描いたようなダサい場面だった。)
 芸能界の上下関係を目の当たりに見てしまった。
Kingは素人でよかった。
こんなことがあったなんて、Queenはそんなこと知るすべもなかった。

 お腹すいた〜。ブランチしよ〜。
ホテルのブランチは食べ放題で$13。いいわね結構。なんでもいけるわね。デザートも沢山あるし・・
「あれ、よっちゃんじゃない?」
「こんにちは。では、僕達は先に帰ります。良いバカンスをお過ごしください。」
「あららら、それはそれは。またここのプールサイドで逢いましょう?」「じゃね〜」

 まあ。なんて贅沢なんでしょ。私達の後ろでタイタニックの生演奏よ。
ついついこんな気分になっちゃうわ!ああ、いい感じ!
「ヨクイル、コンナ、日本人。スグコレヤル!
 デモアンタ、日本人チガウネ・・。チャモロカ?」
「何よ。あたしは純粋日本人!しかも女優よ。歌手よ。バラエティータレントよ!来年は本場ブロードウェー経由でハリウッドデビューよ!」
「オーソーカー。ゼロ戦の国カ〜!海ノ下見ロ。ゼロ戦シズンデルヨ・・」
 あ、本当だ。ゼロ戦が沈んでらあ。船の上から見えるよ・・。海のい水超綺麗だろ?青いもんなあ。そこが透けて見えるよ・・。


 このカタマラン貸切しかやらないんだって。飲み放題でチャーターして$700だってさ。今回は我々4人で$300。今度来るときは12人で来て、頭割りしような。
 いいぜえ横目で人で目一杯の観光船に手を振りながら、優雅に音楽聴きながらシャンパングラス片手に持ってねえ・・
やっぱりVIP待遇に限るわあ・・。ねえ?御付き達。「は〜い。」

 

 でね、ホテルに帰ってきてもまだまだプールサイドに行くの。何でかってね、PM5:00からハッピーアワーで飲み物半額になるのよ。プールサイドで酔っ払うのよ〜。
「何でも好きなもん飲め飲め。好きなもん食ってもいいぞ。なんせここじゃ俺が一番偉いからな・・・」「ほら、これ使え!」なんていってテーブルを自ら運んでくるMi井GMでした。まめな人だなあ・・・・。
 嬉しい。M井さんのおごりみたいだ。ラッキー!

 ああ、SunSetだわ。綺麗ねえ・・。でもね日がくれるころには、わたくし酔っ払ってしまって、こんなになってひまうのれす。
ああ、酔っ払った。
これから焼肉行くのよ〜!あたしが車運転するわよ〜。へへへへへ・・・。
でも日が沈んでいく様子はとっても綺麗ねえやっぱり・・。